シロアリの種類
ヤマトシロアリ
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有翅虫(羽アリ)
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左:女王蟻右:王蟻
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左:職蟻 右:兵蟻
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●形態
職蟻は、体長3.5〜5.0mm、体色は乳白色で、頭部は黄白色をしている。他の階級への分
化する能力を持つ擬職蟻で、30頭の職蟻の小集団から新しいコロニーが再生することが
知られている。
兵蟻は、体長3.5〜6.0mm、頭部は淡褐色の円筒形で、長さは体長の約1/2近くになる。
有翅虫の体長は4.5〜7.5mm。腹部は胸部と同じ幅で、基部は細くくびれていない。胸部背
面に翅根部をもつ。体表は暗褐色ないし黒褐色で、前胸背板部のみ黄色となっている。
●分布
本種は、北海道上砂川町を北限として日本全土、および韓国、中国に広く分布する大害
虫である。 乾燥に弱く、常に湿った木材中で生息し、蟻道を加工して地中やコンクリートの
表面などを移動する。
●生活史
被害傾向としては、加害部が巣となり特別の巣を加工せず、湿潤な腐朽した木材を好み、
建築物の下部材を主に加害する。特に水を使用する風呂場、台所、便所、洗面所等が被
害を受けやすい。
コロニーがある程度優勢になると有翅虫の群飛が見られる。群飛は、4〜5月の昼間に行
われることが多い。
イエシロアリ
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●形態
職蟻は、体長3.3〜5.2mm、体色は乳白色で、頭部は淡黄色をしている。
兵蟻は、体長3.8〜6.5mm、頭部は淡褐色の卵形で、長さは体長の約1/3近くになる。頭部
の額腺孔から乳白色の防御物質を出す。
有翅虫の体長は7.4〜9.4mm。頭部は暗褐色だが、他の部分は大体黄褐色となっている。
●分布
本種は、九州、四国および本州では神奈川県以西の海岸線に沿った温暖な地域と南西諸
島、千葉県木更津市、伊豆大島以南に分布している。
●生活史
世界中のシロアリの中でも、最も加害の激しい種類で、建築物や生立木に大害を与えてい
る。建築物や、切り株、樹幹等の地下部や地上部に加工した塊状の巣を作り、そこから蟻
道を延ばして周囲の建築物や木材を加害する。
湿潤な木材だけでなく、被害は建物全体に及ぶ。加害速度は速く、被害が激烈である。古
材よりも新材を好んで加害する。 コロニーがある程度優勢になると有翅虫の群飛が見ら
れる。群飛は、6〜7月の夕暮れから夜に行われることが多い。
アメリカカンザイシロアリ
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●形態
職蟻は、イエシロアリ職蟻よりも大きく、体色は乳白色をしている。
他の階級への分化する能力を持つ擬職蟻である。 兵蟻は、体長8〜11mm、頭部は濃褐
色のやや扁平な円筒形で、長さは体長の約1/3近くになる。 有翅虫の体長は7mm内外。
頭部、前胸部、触角、脚部は赤褐色で、他は黒褐色、腹部は黒色に近い。触角第3節は
第2、4節よりやや長大である。
●分布
本種は、アメリカのワシントン州からメキシコのカリフォルニア半島にかけての太平洋沿岸
地域を原産とする有名な乾材害虫で、日本では東京都江戸川区、神奈川県葉山町、横浜
市、神戸市東灘区・兵庫区、和歌山県粉河町、和歌山市などで発見されている。
●生活史
被害傾向としては、加害部が巣となり、特別の巣や蟻道を加工せず、乾材や野外の乾燥
した枯枝の中に孔道を穿って小集団で生活している。被害材表面には直径3〜4mmの丸
い虫孔があり、そこから乾燥した砂粒状の糞を排出する。
コロニーがある程度優勢になると有翅虫の群飛が見られる。群飛は7〜9月の昼間に行わ
れることが多い。
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